日常健康チェック
陥入爪
陥入爪ってどんな病気?
「陥入爪」はハイヒール、窮屈な靴や先のとがった靴などを履いて足の指が横から圧迫されることにより起こります。
これは人類が二足歩行をし、スタイルにこだわる人たちの現代病と言えるものです。
深爪にすることが更に症状を悪化させますので、ご注意下さい。
爪が両側から圧迫された結果、爪の両方の側縁が下方向に食い込み、強い痛み、発赤、腫れが見られ、細菌感染による浸出液が見られるようになります。
「巻き爪」は横方向に巻いている状態で、組織内には食い込まないものをいいます。「巻き爪」丸く盛り上がった詰めを上から押すと痛みがあり、「陥入爪」の場合は、爪の両側に強い痛みがあるのが特徴です。
「陥入爪」はそのままにしておくと大変危険で、細菌が感染すると、激痛を訴え、歩行も大変困難になることもあります。
どうしたらよいの?
「陥入爪」は、爪が曲がり組織に食い込み、感染、炎症を起こし、痛みが非常に強いケースが多いので、早期の治療をお勧め致します。
形成外科、整形外科、外科、皮膚科などに受診します。
治療の方法は、外科的手術、保存療法(爪矯正)などがあります。
医師と十分相談して納得がいく療法を取って下さい。
感染、炎症に対し内服薬(抗生物質、鎮痛薬など)、外用薬が処方されます。
医師・薬剤師の指導に従って下さい。